テアトルアカデミー二次審査 (続き)

 さて、本日はテアトルアカデミーの二次審査を受けてきたので詳細を記録したいと思う。

起床

 本日はテアトルアカデミー東京港において、14時受付開始、14時半に集合の予定。実は娘と電車に乗るのは今回が初めてなのだが本日はあいにくの雨であり、雨のベビーカーもこれまた初めて💦ということで、なるべく万全の準備で電車に乗ろうと考えていた。

がしかし、朝から娘のミルクのタイミングが合わず、想定より1時間ほど早くミルクぐずりが開始。なんとかあやして12時に飲ませ、大体3時間はミルクぐずりがないのでぎりぎり二次審査中に持ちこたえられるか?という状況に。出発の準備を進め、12時半に出発。

※このブログをご覧になっている方で受験を考えている方、特に初めての電車長距離移動となる方は、最低でも1時間は時間に余裕を持った行動をお勧めします。

到着

 最寄り駅の西早稲田駅に到着し、徒歩で5,6分歩くと東京校に到着。表にはテアトルのジャンパー?を来たスタッフさんが出ていて挨拶してくれていたので分かりやすかった。大勢のスタッフさんが案内しているのだが、中に入るとごくせんの太った生徒役のクマとして出演していた脇知弘さんが・・・!この人もテアトル出身なのね!と、軽く芸能界っぽさを実感しながらもベビーカーなどの荷物を預け、集合部屋へと案内された。

集合部屋にて

 部屋には10組の親子が続々と集合した。親は基本的に両親が来ていて、若干心配していた服装については皆さんカジュアルな服装をしており、ジーンズにシャツなどでも全く問題なさそうな雰囲気だった。そして赤ちゃんの方はというとほとんど同じ位の月齢の子たちが集まっている様子。見た目はやはりその辺の赤ちゃんよりかわいい子が多いかな??という位で、特別かわいいと思う子はいなかったというのが正直なところだが、これはうちの娘が一番可愛いという思い込みによるものと思われる。笑

10組が揃ってしばらくすると、オーディションを統括する責任者からテアトルアカデミーについての紹介があった。テアトルアカデミーは主に赤ちゃんと子役の芸能事務所としては圧倒的な最大手であり、40年の実績があるとのこと。また、赤ちゃんの情操教育等、教育機関としての活動も行っているとのことで、元々私は芸能界で活躍させたいと言うよりは、この情操教育の方に興味があり今回入学を志望したのだった。もちろん、娘がやりたいと言えば芸能界のお仕事も背中を押すつもりで、あくまで娘の意思を尊重したいと思っている。

そんなこんなでテアトルアカデミーの説明と、二次審査の流れについての簡単な説明が終わり、試験会場の方に移動。ちなみに部屋に入ってから面接まではミルクやおむつの時間は取り辛い感じだったので、部屋に集合する前に済ませておくことをお勧めする。(申告すれば多少の配慮はしてくれるとは思うし、実際にミルクを飲ませている人はいた。)

試験会場にて

 階段を上がるとそれほど広くない試験会場が3部屋あるのだが、その前の広めの廊下のようなスペースに置かれた椅子に待機。

一組当たり3~5分程度の短い時間で、カメラテストと簡単な質疑応答が行われる。カメラテストはカメラマンが赤ちゃんの動画を常に撮っている様子で、後々確認が出来るようにしているのだと思われる。審査員と思われる方は3名。1名が女性で進行を兼務している様子で、明るく優しい感じで質問をしてくださる。2名はその後ろで履歴書やチェックシートを見ながら採点しているような様子であったが、娘を鋭い眼光で品定めしている感じが少し怖かった。娘泣いたらどないしてくれんねん💦

さて、娘の様子であるが終始仏頂面。笑 私は抱っこしていたのであまり見れなかったが、妻は横からずっと仏頂面を見ていたようだ。笑 質疑応答については以下のことを聞かれた。

赤ちゃんの性格は?
赤ちゃんのチャームポイントは?

なお、性格については、よく食べ、よく飲み、よく動く活発な性格と答えたが、「よく食べていることは体を見て分かりました。」と言われた。笑 

最後に、正面だけでなく、横顔、後ろ姿について、全て抱っこの状態でカメラチェックが行われた。娘は寝はげが割とはっきりしているので、後ろ姿はちょっと自信がないのだが、女性進行役の方が「まだ寝返りも出来ない時期だから仕方ないですよね。」と優しくコメントしてくださった。多分この時期の寝はげはあるあるなのだろう。そこまで審査には影響ないのでは、と予想する。

そうして二次審査は無事終了した。

結果

 約2週間後、封筒が送られてきた。単刀直入に言うと結果は合格!!
娘が認められたことが本当に嬉しい。

後日、テアトルアカデミーから合格の件で電話がかかってきた。是非入学をご検討ください、とのことだったので、少し考えてご連絡させていただきますと返事。その際、下記の通り、面接官の評価コメントを聞くことが出来た。

癒し系の顔が可愛い、むちむちでかわいい、優しいとろんとした目元、落ち着きがあって物怖じせず頼もしい、頭の形が整ってモニター写りもいい

なるほど、よく見ている・・・笑

よく見た上で評価して下さったことは嬉しいのだが、やはり気になるのは入学する場合の経費で、入学金約30万円+年間でかかる諸費用の約40万円だ。これは、マンションを購入したわが家の家計としては絶対に無視出来ない・・・
この費用の妥当性を考えるに辺り、元々テアトルアカデミーを受験した理由を整理してみた↓

  1. 我が子の可能性を知りたい・・・2割
  2. 子役への親の憧れ・・・2割
  3. テアトルアカデミーで情操教育を受けられる・・・6割

3の情操教育を受けられる、というところに期待した部分が大きかったのだが、どうも詳細を調べてみると、情操教育は無料の範囲では月一回、乳児用の簡単なものであり、期待していたような充実したものではなかった。これならば専門の教育機関にお金を支払った方が有意義な教育が出来そうだと考え、結局入学はしないこととした。

入学辞退のご連絡をしたのだが、特段引き止められるようなことはなかった。(こちらからお金がネックになっている話をしたので、奨学金の話をされたのだが、まあそれは良心的なご提案であった。)

結論 ~受けてみてどうだったか~

 結局入学は辞退することとしたのだが、我が子を子役の専門家のような人たちに見ていただき、その素質を認めていただいたことは純粋に嬉しかった。賞状を貰えたこと、コメントを貰えたことが親の自信になったことは確かだし、今後娘が成長したときに少しでも自信になる話ではないかと思う。また、子役ということへの憧れも、今回のことを経験し、自ら選ばなかったことで、あのとき挑戦しておけば良かった、と後悔することもないと思う。結論としては受けて良かったと心から思っている。

このブログをご覧になっている方でもし受験を迷われている方がいるのであれば、是非受けることをお勧めする。この経験がプラスになることはあっても、マイナスになることはないと考える。

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