突然の暴騰
5/26、今夜のアメリカ株の様子を見ようと思い、SBI証券にログイン、野村マイクロサイエンス[6254]が400円ほど値上がりし、4000円を超えている。つい一週間前に割安感があり100株だけ購入していたのでかなり嬉しかったものの、何故値上がりしたのか分からない。銘柄名の横の!マークを押してみると、なるほど、6/2に東証二部から東証一部に昇格するとのこと。投資初心者なので初めて知ったのだが、これを「鞍替え」と言うらしい。
鞍替えについて
色々調べてみたが、この「鞍替え」、大きな投資のチャンスのようだ。東証二部やマザーズから東証一部に上がると、下記のメリットがある。
上記メリットにより、企業としては株価が上がり、流動性(出来高)が高まるので、株式の発行や自社株の売却による資金調達がしやすくなる。これは投資家にとっても売却益を得るチャンスである。実際に2020年度の鞍替え15銘柄について独自にデータをまとめてみたところ、発表からの2週間で実に平均+20%の上昇を見せており、これはかなりの買い場であると言える。
鞍替えする銘柄を見つけられるか
鞍替えする銘柄を持っている、もしくは鞍替え発表直後に買うことが出来れば利益を出せる確率が高いと言えるが、そのような銘柄を見分けることは可能なのかを考えてみる。
上述のメリットから、上場している株式会社は基本的には東証一部を目指すのが一般的であるとのこと。では上場するための条件はというと下記の通りだ。これらの条件を満たしている会社、かつ成長性が認められる場合は将来的に上場する可能性が高いと言えるだろう。
このように基準としては明確に設けられているので、鞍替えの可能性が高い銘柄についてはある程度絞ることが出来る。調べてみると2020年の東証二部、マザーズ、ジャスダックの銘柄数は約1500社の内15銘柄が東証一部へ鞍替えしており、この1%の銘柄を引き当てられるかが重要になる。
東証二部の銘柄数・・・475
マザーズの銘柄数・・・346
ジャスダックの銘柄数・・・704 計・・・1525 (2020年末時点)
まとめ
今回は少し記事が長くなってしまったのでここまでとする。
今後さらに鞍替え前後の株価推移を確認し、やはり利益を生み出す可能性が大きいと判断出来るなら、候補銘柄を引き当てることが出来るか検討を進めていく。根拠データについてはHYPER SBIにて市場データのダウンロードが出来るとのことなので、早速利用するための信用取引口座の開設を申請した。来週頭には使用出来るようになるようなので、しっかり検証していきたい。
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